レセプションとは?定義から場面別の使い分け、パーティーの企画・運用まで詳しく解説

「レセプション」という言葉は、さまざまな場で使われます。そのため、具体的にどのような場面でどういった意味や用途があるのかまで正確に理解している方は多くないかもしれません。 例えば、レセプションの意味には会社の新製品の発表や新店舗オープン等に合わせて行われる「レセプション」も含まれます。 この記事では、レセプションの一般的な定義や使われる場面別の意味について解説します。レセプションの意味を踏まえたうえで、特によく使われる「レセプションパーティー」について、企画と成功のポイントについて詳しくご紹介します。「レセプションパーティー」を企画・検討している担当者の方にとって役立つ情報をまとめましたので、ぜひご覧ください。

監修 代表取締役 向山口冬威
REIGETSU代表取締役。イベント制作・運営において18年の経験を持ち、国民的キャラクターIPを活用したイベントの企画・運営・台本制作・舞台演出・アクターを務めるほか、玩具メーカーの製品PRや法人向けワークショップの企画・制作・運営まで、多岐にわたるプロジェクトに携わってきました。 また、営業職を5年、通信キャリアのカスタマーサポート業務を3年ほど経験しており、多様な業界での知見を活かし、2019年に株式会社REIGETSUを設立。学歴やキャリアに縛られることなく、努力次第で誰もが活躍できる場を創りたいという想いから起業に至りました。
目次
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レセプションとは?
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・「レセプション」の一般的な定義
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・レセプションは使われる場面や文脈により意味が変わる
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「レセプション」の場面別の意味
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・1. 受付・フロント業務
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・2. 歓迎会やパーティー
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・3. 結婚披露宴
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・4. 企業イベントでのお披露目
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成功するレセプションパーティーの企画ポイント
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・会場選びの基準
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・招待客リストの作成のコツ
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・テーマ設定で印象に残る演出をする方法
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レセプション当日の運営と注意点
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・スムーズな受付と進行管理
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・ゲスト対応のポイント
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・予期せぬトラブルへの対処法
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まとめ レセプションパーティーの運営ならREIGETSUへ
レセプションとは?

「レセプション」とは英語で「歓迎」「受け入れ」を意味する言葉です。ここでは「レセプション」の一般的な定義や使われる場面について解説していきます。
「レセプション」の一般的な定義
日本では以下の2つの意味で使われることが多いです。
- 受付業務
- パーティー
受付業務の場合「レセプションデスク」といった言葉で使われることもあります。パーティとして使われる場合は、新製品発表会やファッションショーなど、主催者がゲストを招待して行うパーティーを指しています。
新製品の発表に特化したパーティーは別名「ローンチパーティー」とも呼ばれ、こちらについては、ローンチパーティーとは?定義から成功に導く秘訣までを徹底解説で詳しく解説しています。
レセプションは使われる場面や文脈により意味が変わる
このように「レセプション」は、使われる場面や目的によって意味が変わります。多様な意味を持つため、状況をよく理解して適切に意味を理解することが必要です。
日本で最もよく使われるのは「レセプションパーティ」としての使われ方なのでまずはこちらを、覚えておくと良いでしょう。次章では、レセプションパーティーの場面別の意味について詳しく解説します。
「レセプション」の場面別の意味
「レセプション」という言葉は、日本語では状況に応じて複数の解釈が存在します。ここでは特によく使われる4つの意味を解説します。
1. 受付・フロント業務
ホテルや病院、オフィスなどで「レセプション」と言えば、訪問者を最初に迎える受付やフロントを指します。案内やチェックインを担う場所やスタッフをまとめて表現する際に用いられることが多く、受付担当者は「レセプショニスト」と呼ばれることもあります。
2. 歓迎会やパーティー
招待客をもてなす公式な会合の意味で「レセプション」が使われることもあります。新年会や表彰式後の懇親会など、格式を持った交流の場を示す言葉として定着しています。「レセプションホール」「レセプションルーム」という表現は、こうした集まりを開くための会場を意味します。
3. 結婚披露宴
結婚式に続いて行われる披露宴を、英語では “Wedding Reception” と呼びます。日本語でもそのまま「ウェディングレセプション」と使われることがあり、ゲストを招いて新郎新婦を祝うパーティーのことを表します。
4. 企業イベントでのお披露目
企業の活動においても「レセプション」は重要な場面で登場します。たとえば 新製品の発表会 や 新店舗オープン に合わせて開催されるパーティーがそれにあたります。これは単なる懇親の場ではなく、来場者にブランドの世界観や新たな取り組みを体験してもらう「お披露目イベント」としての意味合いが強いのが特徴です。
成功するレセプションパーティーの企画ポイント

ここからは、レセプションの4つ目の定義で紹介した、「レセプションパーティー」について、パーティを成功させるための具体的な企画ポイントをご紹介します。大きく分けて以下の3つのポイントについて紹介します。
- 会場選びの基準
- 招待客リストのコツ
- テーマ設定で印象に残る演出を作る方法
会場選びの基準
会場選びは、イベントの印象を左右する重要な要素です。招待したゲストが気持ちよく過ごせるような会場を選びましょう。選ぶ際の基準として代表的なものが
- アクセスの良さ
- 規模感:招待人数に適しているか
- 設備:音響、照明、プロジェクターなど、必要な設備が整っているか
- 雰囲気:パーティーの目的に合致した雰囲気があるか
適切な会場を選ぶことで、参加者の満足度を高め、パーティーの成功率が大きく上がります。会場が決まったら早めの予約がおすすめです。
招待客リストの作成のコツ
招待客を誰にするか決める際は、レセプションパーティーの目的に合わせて選定しましょう。例えば、パーティー内で新製品発表をする場合、認知拡大が目的であれば、メディア関係者等、影響力の大きい人を検討する必要があります。一方で商談や取引拡大が目的であれば、業界関係者等をピックアップして招待する方が効率的です。
企業が新たな人材を迎え入れるために開催するイベントとしては、会社説明会を企画・実施するときに押さえておきたいコツと注意点もご参照ください。
テーマ設定で印象に残る演出をする方法
特定のテーマを設定することで、レセプションパーティー全体に特徴や統一感を持たせることができます。パーティー内のイベントや装飾など、あるテーマに沿って全体を整えながら実施すると、参加者に強い印象を残せるでしょう。
レセプション当日の運営と注意点

当日は、事前準備をしっかり行ったうえでスムーズに運営することが求められます。せっかく良い会場や食事を用意しても、レセプションパーティーの運営が不適切だと、せっかくの準備が台無しになってしまいかねません。ここでは、当日の運営と注意点について解説します。
スムーズな受付と進行管理
受付では、ゲストを円滑に会場まで誘導することが重要です。招待客リストを活用するなど速やかにチェックインを行い、プログラムや名札等を手渡します。また、進行表を事前に作成し、スケジュール通りにイベントが進むよう注意を払いましょう。進行管理の担当者を用意するのもおすすめです。
ゲスト対応のポイント
ゲスト一人ひとりへの細かい心配りを、様々な場面で示すことが大切です。例えば挨拶やスピーチの際には、主催者の感謝をしっかりと伝え、ゲストへの敬意を示しましょう。
また、出席者同士の交流も重要です。交流がスムーズに進むように、適宜交流を促すイベントや担当者を用意すると良いでしょう。
予期せぬトラブルへの対処法
当日は、準備を尽くしても予期せぬトラブルが発生してしまうかもしれません。トラブルが起こっても対応できるよう、様々な対策を事前に用意しておきましょう。さらにトラブルが起こった際には、スタッフ間での情報共有を徹底し、スムーズな対応ができる体制を整えることが大切です。
まとめ レセプションパーティーの運営ならREIGETSUへ
この記事では、レセプションの意味や定義から、レセプションパーティーの企画・運営ポイントまでを詳しく解説しました。パーティーを成功させるには、計画的な準備とスムーズな運営が重要です。初めてレセプションパーティーを開催する際には、経験不足から不安感を感じるかもしれません。
周年イベントの企画について学びたい場合は、周年イベントで会社の価値を高める!社内外向けの企画立案のコツが役立つでしょう。
そのような場合は、イベント代行会社REIGETSUをご利用ください。実績豊富なスタッフが事前準備から当日の運営まで、あらゆる場面でサポートさせていただきます。
ぜひお気軽にご相談ください!お待ちしております。


ライター 藤田大介
食品メーカーにて生産技術職に従事。並行してライターとしての活動も開始し、金融・テクノロジー分野からエンタメまで、幅広い分野で執筆しています。