展示会で差をつけるパネルデザインの秘訣!役割から作成手順まで徹底解説
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展示会で自社ブースを効果的にアピールするには、魅力的な展示会パネルが不可欠です。 本記事では展示会パネルの重要性と役割、デザイン作成の手順、そして効果的なデザインの秘訣とコツを詳しく解説します。 魅力的な展示会パネルを制作することで、来場者の目を引き、自社ブースへの誘導や商談獲得につなげることができます。しかし、高品質なパネルデザインの制作には専門的なスキルと経験が必要であり、社内リソースだけでは対応が難しいこともあります。 そのような場合、展示会のプロに相談することで、より効果的な展示会パネルの制作が可能になるでしょう。

監修 代表取締役 向山口冬威
REIGETSU代表取締役。イベント制作・運営において18年の経験を持ち、国民的キャラクターIPを活用したイベントの企画・運営・台本制作・舞台演出・アクターを務めるほか、玩具メーカーの製品PRや法人向けワークショップの企画・制作・運営まで、多岐にわたるプロジェクトに携わってきました。 また、営業職を5年、通信キャリアのカスタマーサポート業務を3年ほど経験しており、多様な業界での知見を活かし、2019年に株式会社REIGETSUを設立。学歴やキャリアに縛られることなく、努力次第で誰もが活躍できる場を創りたいという想いから起業に至りました。
目次
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展示会におけるパネルの重要性と役割
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・展示会パネルが担う主な機能
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・パネルデザインが与える影響
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・効果的なパネル活用事例
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展示会パネルデザインの作成手順
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・目的と訴求ポイントの明確化
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・ターゲット層の設定とペルソナの作成
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・パネルサイズとレイアウトの決定
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・デザイン要素の選択と組み合わせ
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展示会パネルデザインの秘訣とコツ
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・視認性と読みやすさを重視したデザイン
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・ブランドイメージとの統一性の確保
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・来場者の興味を引き付けるキャッチコピーの作成
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・パネルと他の販促ツールとの連動
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魅力的な展示会パネルで差をつけよう!
展示会におけるパネルの重要性と役割

展示会は、企業にとって自社の製品やサービスをアピールする絶好の機会です。
その中でもパネルは来場者の目を引き、ブースへの誘導や情報伝達に重要な役割を果たすので、魅力的なパネルデザインは展示会での差別化を図る上で欠かせない要素となっています。
また、来場者の動線を意識してパネルを設置することにより効果を最大化できます。
時間帯によって来場者の通行ルートは変わる可能性があるので、展示会全体のタイムスケジュールを考慮し、パネルの設置場所を柔軟に調整しましょう。
展示会パネルが担う主な機能
展示会パネルの主要な機能には以下のようなものが挙げられます。
- ブースへの誘導:視覚的に魅力的なパネルデザインは、来場者の興味を引き、ブースへ誘導する役割を果たします。
- 情報伝達:パネルには企業や製品・サービスの概要、特徴、メリットなどを端的に伝える役割があります。
- ブランディング:パネルデザインは、企業のブランドイメージを来場者に印象付ける重要な要素です。
パネルデザインが与える影響
パネルデザインは来場者の行動や印象に大きな影響を与えます。魅力的なデザインには、以下のような効果が期待できます。
- 来場者の関心を引き、ブースへの立ち寄りを促進
- 企業や製品・サービスの特徴や強みを効果的に伝達
- ブランドイメージの向上とブランド認知度の向上
一方、優れたデザインでない場合、来場者の関心を引くことができず、展示会での存在感が薄れてしまう可能性があります。
効果的なパネル活用事例
展示会パネルを効果的に活用するためのポイントとして、以下のような事例が参考になります。
- 来場者の課題を提示し、自社の解決策を端的に訴求するキャッチコピーを用いることで、来場者の興味を引き付け、ブースへの誘導につなげる。
- 製品の特徴や利点を、図表やグラフィックを用いてビジュアル的に表現することで、来場者の理解を促進し、商談の獲得につなげる。
- 企業のブランドカラーを基調としたデザインを用いることで、ブース全体の統一感を演出し、ブランドイメージの向上を図る。
展示会パネルは、来場者とのコミュニケーションにおける重要なツールです。上記のような活用方法を参考に、自社の強みを最大限にアピールできるパネルデザインを目指すことが求められます。
展示会パネルデザインの作成手順

展示会パネルを効果的に活用するためには、戦略的なデザイン制作が不可欠です。本章ではパネルデザインの作成手順を段階的に解説します。
目的と訴求ポイントの明確化
まず展示会出展の目的を明確にすることが重要です。目的に基づいて、パネルで訴求するポイントを決定します。
- 新製品・サービスの認知度向上
- ブランドイメージの強化
- 具体的な課題解決策の提案
目的と訴求ポイントを明確にすることで、効果的なパネルデザインの方向性が定まります。
ターゲット層の設定とペルソナの作成
次に展示会に来場する見込み客のターゲット層を設定し、ペルソナを作成していきます。
- 年齢、性別、職業などの基本属性
- 関心事項や課題
- 製品・サービスに求める価値
ターゲット層やペルソナを意識することで、来場者の心に響くパネルデザインを制作することができます。
パネルサイズとレイアウトの決定
展示会の会場や自社ブースの大きさを考慮し、パネルのサイズとレイアウトを決定します。
- 大型パネル:遠方からでも視認性が高い
- 中型パネル:ブース内で主要な情報を伝達
- 小型パネル:製品・サービスの詳細情報を提供
サイズに応じて情報量や配置を最適化することが重要です。
デザイン要素の選択と組み合わせ
パネルデザインに用いる要素を選択し、効果的に組み合わせます。
- 写真やイラスト:視覚的な訴求力が高い
- キャッチコピー:来場者の興味を喚起
- グラフや表:データを視覚的に表現
- ロゴやブランドカラー:ブランドイメージを強化
各要素をバランスよく配置し、見やすく魅力的なデザインを目指します。
展示会パネルのデザイン制作は、これらの手順を踏まえて進めることが重要です。次章ではより効果的なパネルデザインを制作するための秘訣とコツを紹介します。
展示会パネルデザインの秘訣とコツ

前章で解説した作成手順に加え、ここでは展示会パネルデザインの秘訣とコツを紹介します。これらを参考に、より効果的なパネルデザインを制作していきましょう。
視認性と読みやすさを重視したデザイン
展示会の会場では来場者は短時間でパネルを見ることが多いため、視認性と読みやすさが重要です。
- 明瞭なフォントの選択
- 十分な文字サイズの確保
- 適切な行間と余白の設定
- 背景色と文字色のコントラストに配慮
これらの点に留意することで、来場者にストレスなく情報を伝えることができます。
ブランドイメージとの統一性の確保
パネルデザインは、企業のブランドイメージと統一感を持たせることが大切です。
- ロゴやブランドカラーの適切な使用
- ブランドの世界観を反映したデザイン
- 他の販促ツールとのデザインの一貫性
ブランドイメージとの統一性を確保することで、来場者に強い印象を与えることができます。
来場者の興味を引き付けるキャッチコピーの作成
魅力的なキャッチコピーは来場者の興味を引き付け、ブースへの誘導につながります。
- 製品・サービスの特徴や強みを端的に表現
- 来場者の課題解決や価値提供を訴求
- 興味や好奇心を喚起する言葉選び
印象的なキャッチコピーを作成することで、展示会での差別化を図ることができます。
パネルと他の販促ツールとの連動
展示会では、パネル以外にも様々な販促ツールを活用します。これらとの連動を意識することが重要です。
- チラシやカタログの情報の補完
- デモンストレーションとの連携
- スタッフの説明との整合性
パネルと他の販促ツールを効果的に連動させることで、来場者により深く自社の魅力を伝えることができます。
展示会パネルデザインには、これらの秘訣とコツを織り込むことが求められます。
魅力的な展示会パネルで差をつけよう!
本記事では展示会におけるパネルの重要性と役割、パネルデザインの作成手順、そして効果的なデザインの秘訣とコツについて解説してきました。これらを踏まえて制作された魅力的な展示会パネルは、来場者の目を引き自社ブースへの誘導や商談の獲得につながります。
展示会での差別化を図るためには、パネルデザインの質の高さが求められます。視認性や読みやすさ、ブランドイメージとの統一性、印象的なキャッチコピーなど、細部にわたって工夫を凝らすことが重要です。またパネルと他の販促ツールとの連動にも配慮することで、より効果的なプロモーションが可能となります。
しかし、魅力的な展示会パネルの制作には、デザインスキルや経験に加え、時間と労力が求められます。社内リソースだけでは対応が難しい場合も少なくありません。そのような場合、REIGETSUのようなイベント代行サービスの利用が有効な選択肢となります。
REIGETSUは豊富な実績と専門知識を活かし、展示会パネルのデザインから制作、設置まで一貫してサポートします。企業のブランドイメージや展示会の目的に合わせて、来場者の心に響くパネルデザインを提案、ブース全体の魅力を引き立てます。またパネル以外の販促ツールやブースの設計・装飾など、展示会に関わる様々なサービスを提供しているため、トータルでのサポートが可能です。
展示会での成功を目指す企業は、ぜひREIGETSUの専門的なサポートを活用することをおすすめします。


ライター 藤花しおん
金融、美容、旅行、グルメなど多分野で執筆。2016年からエンタメ系オウンドメディアに編集者として従事。