展示会出展の目的と成功のコツ|初めての方向けに種類や注意点を徹底解説

展示会への出展は、企業が自社の製品・サービスを広く知ってもらう貴重な機会です。展示会に出展すると、顧客との直接の接点が得られると同時にブランドの認知度を高め、売上の向上にもつながります。 しかし、展示会で効果を上げるためには、きちんとした準備と計画が必要です。この記事では、展示会出展の目的や種類から、成功に導くための注意点について詳しく解説します。 初めて展示会出展を検討している企業のご担当者様には必見の情報をまとめました。ぜひ参考にしてください。

監修 後藤謙英
前職ではライブハウスにてブッキングおよび会場管理をしており、その経験を活かしイベント業界でもキャリアを積んできました。大型カードゲームイベントでは統括補佐として運営の中核を担い、さらに運営・進行ディレクターとしても多数の現場を経験。これまでに、展示会・スポーツ・エンターテイメント・企業プロモーションなど、幅広いジャンルのイベントに携わってきました。突発的なトラブルにも冷静かつ適切に対応し、あらゆるイベントに適応できる柔軟性と高い危機回避能力を備えています。
目次
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展示会への出展と目的とは
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・展示会出展の意味
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・展示会出展の目的・効果
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展示会の種類
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・合同展示会
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・動員催事/セール販売会
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・パブリックショー
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・プライベートショー
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展示会出展の注意点
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・準備は計画的に行う
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・目標の進捗管理を行う
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・会期後のアフターフォローまで計画する
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まとめ:展示会の主催/出展ならREIGETSUにお任せ!
展示会への出展と目的とは

展示会は、企業が製品やサービスを披露し、顧客や見込み客とのつながりを生み出す場所です。ここでは、展示会へ出店する意味と目的について解説します。
展示会出展の意味
展示会とは「企業が自社の製品やサービスを来場者に紹介するイベント」の事です。
展示会へ出展する意味は「自社の製品やサービスを宣伝すること」になります。単に自社の商品やサービスを販売するだけにとどまらず、ビジネスの機会を増やすという意味も含まれています。
展示会出展の目的・効果
展示会に出展する目的や効果は、大きく分けると以下の3つです。
- 商品・サービス・ブランドの認知拡大
- 新規顧客・見込み客との接点を獲得
- 既存顧客との関係を強化する
展示会には多くの業界関係者の参加が見込まれます。参加者が実際に製品に触れたり、説明を直接聞いたりできるため、顧客に強い印象を残し、ビジネス拡大のチャンスとなります。
展示会の種類

ここからは、展示会の種類について解説します。展示会と言ってもいくつかの種類があり、種類によって目的や対象とする来場者が異なります。
以下に、代表的な4つの展示会についてまとめました。
- 合同展示会
- 動員催事/セール販売会
- パブリックショー
- プライベートショー
合同展示会
合同展示会は、複数の企業があるテーマに沿って出展する最も一般的な展示会です。「AI」や「最新自動車技術」などの様々なテーマが設定されます。
ビジネスマンを中心とした来場者の数が多いのが特徴です。参加者にとっては、多くの企業の情報を一度に取得できるというメリットがあります。出展者側から見ると、集客数が多いことを利用して、製品やサービスの売り込みや新規顧客の獲得の良い機会です。
動員催事/セール販売会
動員催事やセール販売会は、会場で商品やサービスを販売するための一般消費者向けの展示会です。BtoC向けで、会場での売買が主な目的です。「家具市」や「アウトレットセール」などが該当します。
また、企業担当者が直接顧客の意見や他社商品との比較ができるため、生の情報を得る絶好の機会です。
パブリックショー
パブリックショーは、テーマに沿った新商品やサービスの紹介を目的として行われる展示会です。対象が一般消費者の場合が多いですが、企業を対象としたパブリックショーも開催されます。
モーターショーやコミックマーケットなどが該当します。
プライベートショー
プライベートショーは、1つの企業もしくはグループ企業が実施する参加者を限定した展示会です。競合となる企業が存在しないため、自社の製品をじっくりと紹介できるというメリットがあります。
自社開催のため、独自性のあるテーマやコンセプトで企画を実施することができます。
展示会出展の注意点

展示会への出展を成功させるためには、事前の計画的な準備が欠かせません。ここでは、展示会に出展するうえで押さえておきたい主な注意点を見ていきましょう。
準備は計画的に行う
展示会への出展を成功させるには、事前準備が非常に重要です。
出展する目的とターゲットを明確にした上で、ブースのデザインや配置、スタッフの手配などを計画します。また、配布するパンフレットやノベルティの準備なども抜かりなく行い、アフターフォローの体制も構築しておく必要があります。
目標の進捗管理を行う
展示会出展の目的に応じて、具体的な目標を設定して進捗管理を行います。
「新規契約数」や「名刺獲得枚数」など具体的に数値化できる指標で管理すると良いでしょう。
会期後のアフターフォローまで計画する
展示会後のアフターフォローも目標を達成するためには重要です。展示会では好印象でも、その場で契約までできることはそれほど多くありません。
展示会で接点を持つことができた顧客にアフターフォローを行うことで、関係性を維持し、成約につなげることができます。また、展示会後にアンケートを実施して顧客の反応を収集し、次回以降の展示会出展の反省も忘れずに行いましょう。
まとめ:展示会の主催/出展ならREIGETSUにお任せ!
展示会への出展は、企業のブランド力を高め、新たなビジネスチャンスを生み出す絶好の機会です。出展の成功には計画的な準備と的確な運営が不可欠ですが、社内リソースだけでは対応が難しいケースもあるかもしれません。
そんな時は、経験豊富なイベント代行会社REIGETSUにご相談ください。REIGETSUでは、展示会出展の企画から運営、フォローアップまで一貫してサポートいたします。プロのサポートを受け、展示会を成功に導きましょう。まずはお気軽にお問い合わせください。


ライター 藤田大介
食品メーカーにて生産技術職に従事。並行してライターとしての活動も開始し、金融・テクノロジー分野からエンタメまで、幅広い分野で執筆しています。