コンパニオンとは？展示会での役割と効果

展示会でのコンパニオンとは、来場者への声かけや案内、資料の配布など、展示会でのさまざまな業務をサポートするスタッフのことを指します。

ここでは、コンパニオンの展示会での主な役割と効果について解説します。

コンパニオンも重要な要素ですが、展示会に出展するスタッフの服装やマナーについて知りたい方は、展示会の服装で好印象を与える選び方とマナー｜成功するためのポイント解説が参考になります。

アイキャッチ効果で来場者の目に留まる

展示会の会場では、多くのブースが並び激しい競争が繰り広げられています。その中で、華やかな見た目で目を引くコンパニオンがいれば、アイキャッチ効果を発揮しより多くの来場者を獲得できます。

声掛けでブースへの集客力が高まる

コンパニオンは、ブース前での積極的な声掛けにより、来場者をスムーズにブースに誘導することができます。経験豊かなコンパニオンはこうした声掛けにも慣れていることが多いです。ブース前の集客で大きな力を発揮するでしょう。

集客はコンパニオンに任せ、自社スタッフは商談に注力するなど、役割分担も可能です。

会社や製品／サービスのブランディングになる

コンパニオンの対応や案内が好印象だと、企業やブランドの印象も良くなります。コンパニオンの親しみやすい接客によって、ブランド価値を高めることが可能です。

コンパニオンの予算相場

コンパニオンを依頼する際には、具体的な予算感を把握しておくことが大切です。以下に主な相場をまとめましたので、計画の参考にしてください。

イベントコンパニオン：1日20,000円～30,000円

イベントコンパニオンは、展示会での受付や案内、資料の配布、名刺回収等ブースの基本的なサポート業務を行います。一般的に1日あたり20,000円～30,000円が相場です。

バイリンガルコンパニオン：1日あたり35,000円～60,000円

バイリンガルコンパニオンは、日本語と外国語（主に英語、中国語など）を話せるコンパニオンです。国際展示会や外国人来場者が多いイベントで、通訳を介さずに直接コミュニケーションを取る必要がある場合に重宝されます。語学力に加えて、コミュニケーション能力も求められます。

ナレーターコンパニオン：1日30,000円～100,000円

ナレーターコンパニオンは、マイクを使って製品のPRやプレゼンテーションを行うコンパニオンのことです。ナレーションのための専門的なスキルを備えているため、相場は1日あたり30,000円～100,000円程度と、イベントコンパニオンと比べて費用も高くなります。

モデルコンパニオン：1日あたり50,000円～200,000円

モデルコンパニオンは、展示会のイメージキャラクターとして、高いビジュアルと表現力が求められます。製品の隣に立つだけでなく、写真撮影対応やブランドイメージの向上に寄与します。メディア露出経験や知名度によって費用は大きく異なります。

金額が変動する基準軸

コンパニオンを依頼する場合、交通費や衣装代、遠方開催時の宿泊費など基本料金以外にも追加費用がかかる場合があります。以下の要素によって変動する場合があり、依頼内容や会社によって金額は異なるため、費用の明細も事前に把握しておきましょう。

コンパニオンの費用は、上記スキル以外にも以下の要素によって変動します。

• 経験・実績： 経験豊富なコンパニオンや、特定の業界での実績が豊富なコンパニオンは、料金が高くなる傾向にあります。
• 稼働時間・日数： 短時間の依頼よりも、終日や複数日間の依頼の方が、1日あたりの単価が割引される場合があります。
• 繁忙期・閑散期： 展示会が集中する時期（例：年末年始や大型連休前後のイベントシーズン）は需要が高まり、料金が上昇する可能性があります。
• 専門知識： 特定の製品や業界に関する深い知識が求められる場合、事前に学習期間が必要となるため、その分の費用が加算されることがあります。
• 手配人数： 大規模なイベントで多数のコンパニオンを手配する場合、割引が適用されることもあります。
• 代理店のマージン： 派遣会社によって、コンパニオンへの報酬に上乗せされるマージンが異なります。

その他に交通費や衣装代、宿泊費が発生する可能性あり

コンパニオンを依頼する場合、基本料金以外にも追加費用がかかる場合があります。

• 交通費： コンパニオンの自宅から会場までの交通費。遠方の場合や、始発・終電の関係で宿泊が必要な場合は、別途宿泊費が発生することがあります。
• 衣装代： 特定のユニフォームや衣装が必要な場合、レンタル費用や作成費用が発生することがあります。派遣会社が用意している衣装で対応できる場合は無料のことも多いです。
• 宿泊費： 開催場所が遠方で日帰りできない場合や、早朝からの設営などで前泊が必要な場合に発生します。
• 食事代： 長時間のイベントの場合、食事代が別途請求されることもあります。
• ディレクション費： 複数のコンパニオンを依頼する場合、現場の統括を行うディレクターの費用が発生することがあります。

依頼内容や会社によって金額は異なるため、費用の明細も事前に把握しておきましょう。

コンパニオンを選ぶときのポイント

コンパニオンを選ぶ際には、能力に加えて自社のイメージに合った適切な人材を選ぶことが重要です。ここでは、コンパニオンを選ぶ際に重視すべきポイントを解説します。

経験や実績を確認する

展示会やイベントでの実績が豊富なコンパニオンは、現場での対応力が高く安心して任せられます。どのような展示会やイベントに参加し、どのような業務を担っていたかを確認しておくと良いでしょう。

コミュニケーション能力

来場者への声掛けや商品説明など、コンパニオンには高いコミュニケーション能力が求められます。親しみやすいだけでなく、情報を正確かつスムーズに伝えられるスキルを持つ人材を選びましょう。経験豊富なコンパニオンであれば、質問対応などイレギュラーにも柔軟に対応できます。

外見

コンパニオンは、コスチュームも含めて外見の印象も重要です。目立つためには派手さも重要ですが、ブランド価値を損なわないために企業や製品のイメージに合った雰囲気の人が求められます。

また、ターゲットに応じたコンパニオンを選ぶことも重要です。

プレゼンテーションスキル

ナレーターコンパニオンの場合、製品説明やプレゼンテーションを任せることになります。プレゼンテーションを任せる場合、製品やサービスの特徴を最大限引き出せるスキルを持っているかどうかをチェックする必要があります。

展示会ポスターの作り方について知りたい方は、展示会のポスターの作り方とは？作る際の注意点も解説！も参考になります。

派遣・仲介会社の信頼性

コンパニオンの派遣会社の評判や過去の実績をチェックしておきましょう。コンパニオンに対しての研修や教育体制がしっかりしているか、商品や業界に詳しいかを調べておくと良いです。

また、当日やむを得ない事情で欠勤が発生する可能性もあります。そういった場合のバックアップ体制が万全かどうかもあわせて確認しておきましょう。

展示会にコンパニオンを手配できる会社10選

東京で展示会コンパニオンの手配を検討している企業様向けに、実績豊富な派遣会社を10社ご紹介します。

1. 株式会社エイスリー：https://herocasting.jp/
2. 株式会社ケイプロモーション：https://kei-corporation.jp/
3. COA（コア）株式会社：https://evecom.com/
4. 株式会社ファクト：https://www.charmysangel.com/
5. 株式会社エルアミティエ：https://l-amitie.co.jp/
6. 株式会社フィートプロモーション：https://www.feat.co.jp/
7. 有限会社ユイプロモーション：https://yuipro.co.jp/
8. 株式会社フェアリィ：https://fairy1990.com/
9. 株式会社 アクト・テクニカルサポート：https://www.act.co.jp/casting/
10. 株式会社フレア：http://www.flair-pro.com/wp/

まとめ：REIGETSUならコンパニオン派遣からイベント運営までお任せ！

展示会のイベントコンパニオンは、企業ブースの成功を大きく左右する重要な役割を果たします。経験豊富なコンパニオンを起用し、信頼できる派遣会社を選ぶことが不可欠です。

ただし、コンパニオンを依頼するだけでは、イベントで最大限の効果を発揮できません。当日の自社スタッフとの効果的な連携が求められます。自社スタッフにノウハウがない場合、コンパニオンも自社スタッフも本来の実力を発揮できないかもしれません。

展示会で差をつけるノベルティの選び方について知りたい方は、展示会で差をつける！効果的なノベルティの選び方と予算別おすすめアイテムも役立つでしょう。

イベント代行会社のREIGETSUでは、コンパニオン派遣だけでなく、展示会の企画・運営までトータルでサポートいたします。ぜひお気軽にお問い合わせください！