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【テンプレート付き】イベント司会進行の台本の役割と成功させるためのポイントを解説

2025.04.07

イベント

イベントを円滑に運営するためには、司会進行の台本テンプレートを用意することが大切です。 この記事では、イベントの司会進行を担当する方に向けて、台本作成で活用できるテンプレートをご紹介します。併せて、司会進行を成功させるためのポイントも解説します。 司会進行の役割を把握して、スムーズなイベント運営を行うためにも、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。

監修 管理本部 部長 石橋和将

イベントの企画から運営まで一貫して指揮を執り、幅広いジャンル・規模の案件に対応してきました。これまでに、国際フォーラムや業界展示会、企業向けセミナー、地域振興イベントなど、多様なイベントの統括・運営を担当。大規模なカンファレンスや就職イベント、スポーツ関連プロジェクトなどの進行管理にも豊富な経験を持ちます。

目次

  • 司会進行を成功させるためには台本が重要

  • 司会台本で使えるテンプレート

    • ・開会前の案内のテンプレート

    • ・開会の挨拶のテンプレート

    • ・イベント概要の説明のテンプレート

    • ・登壇者の紹介のテンプレート

    • ・休憩のアナウンスのテンプレート

    • ・閉会の挨拶のテンプレート

  • 司会進行を成功させるためのポイント

    • ・台本を使ったリハーサルを入念に行う

    • ・緩急を意識して、聞きやすい進行を心がける

    • ・タイムスケジュールに合わせて柔軟に対応する

  • 司会進行は外注を検討するのもおすすめ

司会進行を成功させるためには台本が重要

台本は、円滑なイベントの進行を支える上でとても重要なアイテムです。台本を用意することで開会や閉会の挨拶をスムーズに進めたり、目安時間や次の進行内容を確認したりすることで、安定感のあるイベント運営ができるようになります。

また、司会進行の経験が少ない方は、緊張して進行手順や重要なポイントを忘れてしまうことも少なくありません。台本に話す内容や流れが書いてあれば、次に何をするべきかが明確になるので、ミスを最小限に抑えられます。

司会者は、台本に書かれたものをアナウンスするだけでなく、イベント全体の進行管理も求められます。そのため、スケジュールに沿ってスムーズにイベントを進めるためにも、台本は欠かせないものです。

司会台本で使えるテンプレート


こちらでは、司会進行に役立つ台本のテンプレートをご用意しました。イベントの趣旨や内容に応じて、必要に応じて調整してお使いください。

開会前の案内のテンプレート

開会前には、イベント中の注意事項やルールなどをまとめて伝えることが大切です。

「皆さま、本日は○○イベントにご参加いただき、誠にありがとうございます。ただ今より、開会までのご案内をさせていただきます。会場内での携帯電話のご利用はお控えいただき、マナーモードへご設定をお願いいたします。また、プログラム進行中の撮影・録音はご遠慮いただいておりますので、ご協力をお願い申し上げます。本イベントは〇〇時に開始予定です。それでは、開会まで今しばらくお待ちください。」

開会の挨拶のテンプレート

開会の挨拶では、参加していただいた方への感謝の意を伝えたら、司会者の自己紹介を手短に行います。

「皆さま、本日は○○イベントにお越しいただき、誠にありがとうございます。ただ今よりイベントを開始いたします。本日司会を務めさせていただきます、〇〇(企業名や所属など)の〇〇(氏名)と申します。どうぞよろしくお願いいたします。」

イベント概要の説明のテンプレート

イベントのタイムスケジュールや、プログラムの詳細を参加者に共有します。

「本日のイベントでは、皆さまに充実した時間をお過ごしいただけるよう、さまざまなプログラムを企画しております。〇時からは〇〇氏による基調講演を予定しており、続いて〇時からは〇〇に関するパネルディスカッションを開催いたします。また、〇時からはワークショップも実施いたしますので、ぜひご参加ください。イベントの終了は〇時を予定しており、前半のプログラム終了後には15分間の休憩時間をご用意しております。休憩後は、後半開始の5分前に着席のご案内をいたしますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。」

登壇者の紹介のテンプレート

登壇者の実績や専門性を簡潔に伝えます。

「本日ご登壇いただくのは、〇〇株式会社の〇〇様です。〇〇様は、〇〇分野において長年にわたり活躍され、特に〇〇の分野では数多くの実績を積み重ねてこられました。さらに、近年は〇〇活動にも精力的に取り組まれ、業界の発展に大きく寄与されています。本日は、そんな〇〇様をお迎えし、〇〇をテーマに貴重なお話を伺う貴重な機会となります。それでは、〇〇様、どうぞよろしくお願いいたします。」

休憩のアナウンスのテンプレート

参加者が開始時刻までに席に着けるよう、休憩が終了する時刻を伝えましょう。

「ここで15分間の休憩時間となります。後半のプログラムは〇〇時より再開いたしますので、それまでにお席へお戻りください。なお、お手洗いやお飲み物は会場後方にございますので、ご自由にご利用ください。後半開始の5分前には、改めて着席のご案内をいたします。どうぞ休憩時間をゆっくりお過ごしください。」

閉会の挨拶のテンプレート

イベントの締めくくりには、ご来場いただいた皆さまへの感謝の言葉をお伝えしましょう。

「皆さま、本日はご参加いただき、誠にありがとうございました。これをもちまして、本日のプログラムはすべて終了となります。皆さまにとって実りある時間となっていれば幸いです。次の機会にまたお会いできることを心より楽しみにしております。本日はご参加いただき、誠にありがとうございました。」

司会進行を成功させるためのポイント

最後に、司会進行を成功させるためのポイントを解説します。

台本を使ったリハーサルを入念に行う

司会進行の経験が少ない方は、特にリハーサルを念入りに行うことが大切です。

リハーサルで台本の確認や実際の流れを試すことで、あらかじめ不安なポイントを減らすことができます。繰り返し練習することで、自然に進行できる自信にもつながります。

またリハーサルは、会場の設備や機材の操作、スタッフとの連携を確認する機会でもあります。音響や照明のタイミングなど、事前に細部まで確認することで、トラブルを未然に防ぎ、よりスムーズな進行につなげることができます。

緩急を意識して、聞きやすい進行を心がける

参加者の関心を引き、イベントをより効果的に進めるために、メリハリをつけた話し方を意識しましょう。緩急のない一定の速度で話すと、参加者が話に集中しにくくなり、注意が散漫になってしまいます。

具体的には、重要なポイントや注目すべき内容を少しゆっくり話したり、興味を引く場面ではテンポを上げたりするのがおすすめです。テンポや声の抑揚をつけることでメリハリが生まれ、聞き手にとって印象的で伝わりやすい進行が可能となります。

タイムスケジュールに合わせて柔軟に対応する

タイムスケジュールに合わせて柔軟に対応することは、司会者に求められる重要な役割です。

イベントでは、突発的なトラブルやスケジュールの遅れが発生することも少なくありません。あらゆるシチュエーションでも、柔軟性を持って対応することを心がけましょう。

例えば、登壇者の遅れや技術的なトラブルが発生した場合、代わりに準備していたコンテンツを短く紹介したり、参加者とのインタラクションを増やすことで、時間を調整することができます。

司会者は、スケジュールをその場の状況に応じて見直しながら進行する意識が重要です。

司会進行は外注を検討するのもおすすめ

ここまで司会進行における台本の重要性や、司会進行に役立つ台本のテンプレートを解説しました。「司会者の経験が少なくて、自分にできるかどうか不安...。」と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

司会進行だけでなく、セミナーの企画立案から、準備、当日の運営までを自分たちだけでするのはさまざまな苦労があるものです。理想のイベントを実現するためにも、ぜひセミナー運用代行サービスの利用を検討してみてください。

REIGETSUは、経験豊富なプロがイベントの企画から当日の運営までをワンストップで行います。開催方法や内容が決まっていなくても、丸投げでOKです。ぜひお気軽にご相談ください。

ライター Kanaho

新卒で銀行に就職。退職後はWebライターとして活動。執筆ジャンルは金融、旅行、グルメなど。

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