展示会の服装で好印象を与える選び方とマナー|成功するためのポイント解説
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展示会における服装は、展示会の雰囲気を決める非常に重要な要素です。第一印象は数秒で決まると言われており、特に展示会のようなビジネスシーンでは、その影響が大きくなります。来場者に好印象を与えるためには、清潔感や企業のイメージに合った服装を選ぶことが欠かせません。 この記事では、展示会で好印象を与えるための服装選びのポイントについて、具体的に解説していきます。適切な服装を選び、展示会を成功に導いていきましょう。

監修 管理本部 部長 石橋和将
イベントの企画から運営まで一貫して指揮を執り、幅広いジャンル・規模の案件に対応してきました。これまでに、国際フォーラムや業界展示会、企業向けセミナー、地域振興イベントなど、多様なイベントの統括・運営を担当。大規模なカンファレンスや就職イベント、スポーツ関連プロジェクトなどの進行管理にも豊富な経験を持ちます。
目次
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展示会で出展者に見られる服装パターン
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・スーツ
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・ビジネスカジュアル
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・制服/作業着
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・企業ロゴの入ったTシャツやポロシャツ
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展示会の服装を決めるポイント
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・季節感のある服装を選ぶ
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・展示会のテーマやブースの雰囲気に合わせた服装を選ぶ
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・企業ロゴ入りTシャツなど統一感のある服装を選ぶ
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・ターゲットに合わせる
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展示会の服装で気を付けるべきマナー
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・清潔感に気を配る
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・カジュアルすぎない服装にする
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・動きやすさにも考慮する
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・アクセサリーは派手すぎないものを
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まとめ
展示会で出展者に見られる服装パターン

展示会では、出展者がどのような服装を選ぶかによって、来場者に与える印象が大きく変わります。
ここでは、展示会でよく見られる4つの服装パターンについて解説します。
スーツ
スーツは、もっとも一般的で無難な服装スタイルです。特にフォーマルな展示会ではスーツが最適です。
グレーやネイビーなど、落ち着いた印象を与える色合いがよいでしょう。
ただし、場合によっては堅苦しさが強調されてしまう可能性があるため、展示会によっては不向きな場合があります。
ビジネスカジュアル
ビジネスカジュアルは、ジャケットとパンツをベースとして少し着崩したスタイルです。スーツほど堅苦しくはないものの、きちんとした印象を与えることができます。
ビジネスカジュアルにはしっかりとした定義はないため、色や着こなしで参加者に与える印象は変わります。柄物を避けつつ、無難なベージュや茶色などの落ち着いたものにするとよいでしょう。
制服/作業着
制服や作業着は、企業の統一感や普段の雰囲気を伝えるには良い服装です。機械の操作など動きが多い展示会の場合は、動きやすくスムーズに作業ができます。
ただし、普段から使用している作業着だと汚れている場合があるので、クリーニングされた清潔な作業着や制服を着るようにしましょう。
企業ロゴの入ったTシャツやポロシャツ
カジュアルな雰囲気の展示会の場合、企業ロゴの入ったTシャツやポロシャツも選択肢の一つです。一目で所属企業がわかるので、参加者の印象に残りやすいです。
予算は追加でかかってしまいますが、企業のブランディング効果もあります。フォーマルさを意識したい場合は、Tシャツではなくポロシャツにするとよいでしょう。
展示会の服装を決めるポイント

展示会の服装は、来場者に対する礼儀や企業イメージを示すためにも重要です。ここでは、展示会の服装で特に気を付けるべきポイントを解説します。
季節感のある服装を選ぶ
季節感と合わない服装にしてしまうと、参加者に不快感を与えてしまう場合があります。また、自身の快適さを保つためにも服装の季節感は重要です。当日の天候や気温はよく確認しておきましょう。
屋内の場合、空調対策も考慮した服装だとなお良いです。
展示会のテーマやブースの雰囲気に合わせた服装を選ぶ
展示会のテーマやブースの雰囲気を壊さないように、服装もテーマや雰囲気に合わせる必要があります。どんな服装かは場合によって異なりますが、参加者にどんな印象を持ってもらいたいかを考えるようにしましょう。
企業ロゴ入りTシャツなど統一感のある服装を選ぶ
参加者全員で統一感のある服装になっていると、ブランドイメージを強調することができます。特に企業ロゴが入ったTシャツや作業着は、チームの一体感を視覚的に表現することができます。
また、単純にどの企業のスタッフか分かりやすいというメリットもあります。
ターゲットに合わせる
展示会を訪れるターゲット層に合わせて服装を選ぶことも重要です。例えば、若年層をターゲットにしている場合、カジュアルで親しみやすい服装が効果的です。一方で、管理職など中高年をターゲットにしている場合、フォーマルなスーツなどの服装が好印象を与えます。
展示会の服装で気を付けるべきマナー

展示会に参加する際、ブランディング効果だけでなく、不快感を与えないように基本的なマナーにも気を配る必要があります。ここでは、展示会の服装で特に気を付けるべきマナーを解説します。
清潔感に気を配る
服のシワや汚れは、来場者に悪い印象を与える原因となります。当日着用する服はクリーニングに出しておくなど、清潔に整えておきましょう。服装はもちろんですが、髪や爪など、細かい部分も不衛生に見られないよう、前日に手入れをしておくことも大切です。
カジュアルすぎない服装にする
カジュアルさも必要な場面がありますが、度を過ぎてしまうと参加者が不快に感じることもあります。ジーンズや派手なシャツなどは、ビジネスの場には不適切な場合があるため、避けた方が無難です。あくまでビジネスの場であることを意識しましょう。
動きやすさにも考慮する
展示会では、ブースを移動したり、来場者と対話したりする機会が多いため、動きやすい服装が求められます。長時間立ちっぱなしになることも考慮し、履きなれた靴や、適度な伸縮性のある素材を選ぶと良いです。
見た目にも配慮しつつ、快適な着心地を両立させることで、展示会対応に全力を注げます。
アクセサリーは派手すぎないものを
派手すぎるアクセサリーはビジネスシーンには不向きです。派手過ぎる見た目だと、参加者が声をかけにくくなってしまいます。アクセサリーを付ける場合には、シンプルで上品なアクセサリーを選ぶと良いでしょう。
まとめ
展示会における服装は、展示会の成功に影響を与える重要な要素です。清潔感等の見た目や、動きやすさを考慮した服装を選ぶことで、来場者に好印象を与え、ビジネスチャンスを拡大することができます。
しかし、展示会を成功に導くためには服装だけでなく、興味を引く展示方法や声のかけ方など、他にも重要な要素が多くあります。初めての展示会に出展する場合や、初めて担当者になった場合、分からないことが多いかもしれません。
そのような場合、イベント代行会社に相談してみてはいかがでしょうか?イベント代行会社であるREIGETSUは、展示会の準備から当日運営、アフターフォローまでまるっとサポートが可能です。専門知識と多くの経験を積んだスタッフが、お客様の要望に応じて最適な形でサポートいたします。
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ライター 藤田大介
食品メーカーにて生産技術職に従事。並行してライターとしての活動も開始し、金融・テクノロジー分野からエンタメまで、幅広い分野で執筆しています。